ビットコインは新世紀の金！？ＥＴＦ業界プロが語る

上場投資信託（ＥＴＦ）関連の企業において最高経営責任者を務めていたマット・ホーガン氏が仮想通過市場に転進するとの事です。 15年のキャリアがあるＥＴＦを離れ、仮想通貨市場へ。 この決断にはＥＴＦと同じようにデジタル資産も投資に変革をもたらすと判断したからこそ。 ホーガン氏はインタビューで「3兆ドル（約323兆円）の市場規模がある金のようにそれぞれの利用法を考えると、ビットコインは新世紀の金だ。数兆ドルの機会がある」と発言、市場の拡大スピードやボラティリティーなどは予測が難しいため、投資家は長期の視点で臨み、分散する必要があるとしています。

ホーガン氏は格付け・分析サービスの会社で社長を務めた経験もあります。 そんなホーガン氏が15年のキャリアや経験を経てなお新しい分野に飛び込むことを決意させるほど、仮想通貨の市場に魅力や可能性を感じさせるものがある事は間違い無いでしょう。

コインマーケットキャップのデータでは、仮想通貨市場の規模は昨年25倍の約5000億ドルに成長し、その中でビットコインが3分の1弱を占めているそうです。 仮想通貨はまだまだ個人投資家が先行している状況ですが、機関投資家も仮想通貨に対して懐疑的であるものの動きを熱心に追っているとの見方も示しています。

仮想通貨との関わり方は様々ありますが経験に基づく分析能力のある人、専門家が魅力を感じるということから市場の拡大はまだまだ望めると感じられます。