2月7日Forbesは今回が史上初となる世界の仮想通貨長者ランキングを発表しました。 ランキングには補足しきれていない人物がいることも考えられ、大幅なずれが生じる可能性もあるとした上での発表であると伝えています。
気になるランキング1位は、リップルの共同創業者で元CEOのクリス・ラーセン氏。 2018年1月時点で52億XRPを保有しており、65%価格は急落したりもしましたが資産額は75〜80億ドル(約8200〜8700億円)と推定されています。
2位はイーサリアム共同創始者のジョセフ・ルービン氏。 資産額は10-50億ドルとの推定です。
3位は仮想通貨取引所「バイナンス」のCEOを務めるChangpeng Zhao氏。 資産額は推定11〜20億ドルとされています。
いずれも仮想通貨に関わる人物ではありますが、10位以内のランキングには個人投資家も名前を連ねています。 正確なデータとはいえないとしても、これだけの資産を持つことになるほどに市場が広がっているということを知るための貴重な情報といえるでしょう。 昨年だけでも日本国内で仮想通貨を持つ人が増え、認知度が広がっていることは間違いありませんし、仮想通貨の持つ技術面がいろいろな分野で活用され始めている事も確かです。
投資目的だけではなく、その技術がもたらす時代の変化を知る意味でも仮想通貨の世界をより知るための情報の確保、仮想通貨をめぐる状況の変化に目を向けておくべきでしょう。 現在の市場の乱高下はまさに仮想通貨の広がりを示す一つの指標であり、仮想通貨により資産を得ている人がいる事もランキングに上らないとしても存在している事は確かであると言えます。
ここ数年で以前より認知度も上がり、市場も広がりを見せ仮想通貨の情報が手にしやすくなってきています。 怪しいと敬遠するのではなく、不安だと遠ざかるのではなく、仮想通貨の持つ本質を知り実際に触れてみるのに今が良いタイミングであるとも言えるでしょう。